飛行機も初めて乗るという方はいまいち勝手がわからないと思いますのでご説明しておきます。
席に到着したらまずすべきこと
座席に到着したらまずすべきなのは、席の上にある棚に手荷物を入れることです。棚は相席の方も入れるので無理矢理詰め込んだり、雑に入れたりしないようにしましょう。
貴重品や上着、耳栓などの小物、読むつもりの本などはあらかじめ出して、前の座席についている網の中にいれるなどしておいてください。
離着陸時のマナー・ルール
客室乗務員さんが見回ってきて注意をしてくれるので大丈夫だとは思いますが、離着陸時にはシートベルトは必ずすること、ランプが消えるまで席を立たないことは徹底しましょう。
その他にも、テーブルを出しっ放しにしないこと、椅子を倒していたなら元の位置まで戻すことは気をつけてください。パソコンなどの電波を発信しないものでも離着陸時はNGです。
読書灯と呼ばれる、手元にだけ灯りがくるスイッチがありますが、隣で寝ていると結構気になるので(笑)自分がつける場合にはできれば隣の人に了承を得た方が親切です。
機内食・ドリンク
機体が水平飛行になったらベルトサインが消えて、ドリンクが出されます。アルコールもありますが、気圧が低いところでは地上よりも回りやすいです。決して飲み過ぎないようにしてください。それとエコノミー症候群の心配もありますので、水も飲むこと。
食事は航空会社や移動距離にもよりますが、「和食」か「洋食」に分かれることが多いです。宗教上の理由、アレルギーの理由などで特別食が必要な場合は、事前予約が必要になりますのでご注意ください(突然でも対応してもらえたという話も聞いたことがありますが、本当に稀なケースだと思います)。
エコノミー症候群対策
エコノミー症候群って言葉は聞いたことがあるでしょうか?
湿度の低いところで長時間同じ体制でいることで、血流が悪くなってしまうことで気分が悪くなってしまうものです。ときに吐き気などを伴います。なりやすい人となりにくい人がいるのですが、初めて海外旅行に旅立たれる方は自分がどちらかわからないと思いますので、以下のポイントに注意してください。
- 出来る限り楽な格好をすること(締め付けられるような格好は血流を悪くします)。
- 水はこまめに飲むこと。
- 足を動かしてマッサージをすること(ふくらはぎあたり)。
- 気分が悪くなったら早急に客室乗務員さんにその旨を伝えること(我慢をしてしまう人がいます)。
その他チェックすべきポイント
- 女性で冷え性の方は特に、毛布はあらかじめ座席にあるもので足りるのかチェックをしてください。LCC(格安航空券)だと毛布は有料の場合があります。というか安眠セットという形で有料1000円といった場合がほとんどだと思っておいたほうが良いです。
- トイレの位置も確認しておきましょう。「OCCUPIED(使用中)」と「VACANT(空いてます)」の2つの英単語は覚えておいた方がいいです(トイレの扉のマーク)。またトイレに関して、お子様がいる方は、食後にはトイレが混みますので出来れば食前にトイレに連れて行ってあげたほうがいいと思います。
- 時計を現地時間に合わせておきましょう。離陸したらもう日本の時間はしばらく必要ありません。
- 客室乗務員さんは何でも屋さんではありません!無茶な要求、理不尽なクレームなどはやめましょう(たまに勘違いをしてひどい要求をされている方をみます)。みんなが機内で気持ちよく過ごせるように、私たちも協力しましょう。