私が初めて海外旅行をしたのは1990年の事で、仕事での出張でした。私は工場に勤めていて、現場の作業者と二人で行きました。どちらも海外初挑戦です。行先はアメリカのニューヨーク州バッファロー市です。そこにある機械メーカーから装置を購入するために行きました。

バッファロー市はカナダとの国境にあるナイアガラの滝のアメリカ側の都市になります。

さて、二人とも初めてなので、相談し合って準備を進めました。われわれよりちょっと先に初海外出張を体験した同期に色々と教えてもらいました。会社の出張稟議や航空券、ホテルの頼み方、現金、トラベラーズチェック、空港までの足は?、空港はどんなの?、出入国は?アメリカのタクシーは?料理は?チップはどうした?等々細かなことまで聞きました。旅行本も買って勉強しました。

準備は何はともあれパスポートが必要、と写真を撮って旅券センターに行きました。書類は面倒で時間がかかりましたが、無事取得できました。

スーツケースも持っていなかったので購入しました。会社から支度代が出たので助かりました。スーツケースは目立つようにオレンジ色の布製にしました。普通のハードなものより軽かったので良かったです。アメリカでエレベータの中で、軽そうなバックだね、とアメリカ人に話かけられたことを覚えています。中に入れる衣類の嵩を減らすために圧縮収納袋も買い揃えました。

次はお金の準備です。当時の会社の規定でトラベラーズチェックと現金少々を準備しました。クレジットカードも初めてVISAを作りました。クレジットカードがあればトラベラーズチェックはいらないと思うでしょうが、当時はまだ切り替わりの途中で、クレジットカードを持っている人のほうが少なかったと思います。

アメリカに行ってからはトラベラーズチェックの使用は面倒でした。今では何でもかんでもクレジットカード払いです。現金やトラベラーズチェックを使って困ったのが、小銭(コイン)がじゃらじゃら貯まったことです。小銭は日本円に両替できないので失敗したと思いました。今ならば、現金は少なくしてなんでもカードで払ったほうが良いです。その方がレートも良いです。

1週間の予定でしたが、もし滞在が伸びたら…と思って、旅行用の洗剤と洗濯ロープも買いました。(でも、今まで一度も使ったことがありません。大抵のホテルにはコインランドリーがあります。)

航空券、ホテルの手配は旅行会社にお願いしました。当時は会社に余裕があって、ビジネスクラスを利用出来ました。会社の規定により保険も入りました。私の知り合いがアメリカでけがをしたり襲われたりしたことを知っているので、保険は必須です。

ビジネスクラスにしたおかげで旅程は快適、スムーズに進み、シカゴ空港でのトランジットも余裕でした。成田空港で飛行機に乗って、ウエルカムドリンクのシャンパンを飲んだ時の高揚感とこれから先の心配の入り混じった気持ちは忘れられません。

さて、現地ではアメリカのステーキの大きさと旨さに感動し、ポテトの量の多さにビックリしました。もちろん、ナイアガラの滝も見に行き、巨大さに圧倒されました。

仕事は順調に進み、お土産を買って予定通り帰国しました。お勧めのお土産はスーパーで売っている、お肉用の調味料です。アメリカには鳥、豚、牛用で色々な種類があって、値段も1,2ドルくらいなので物珍しくてお手軽なお土産です。