私は学生時代、卒業旅行でアメリカとメキシコに行ったのが、初めての海外旅行です。

私は諸事情で、両親からの仕送りは一切なく、アルバイト代だけで生活していたため、当時は貯金などまったくありませんでした。そのため、周りの友人たちが卒業旅行の話題で盛り上がっていても、自分には関係ないと、しばらく思っていました。

しかし、社会人として働いてしまえば、まとまった休みも取りにくいだろうと考え、私もこうした機会を利用して卒業旅行へ出かけることに決めました。

 

旅のプランと準備

どうせ卒業旅行へ行くのなら海外旅行だと思い、海外旅行へ行き慣れた友人といっしょに行くことにし、旅のプランを二人で考えました。

私の懐事情を知ってか、友人は格安航空券での自由旅行を私に勧めてきました。当時、ロスアンゼルス空港までの往復で、5万7千円ほどで航空チケットが買えましたが、あとは電車とバスで南下してメキシコシティまで行くことにしました。

私はメキシコのガイドブックを買って、回りたいところをピックアップしていました。メキシコは基本的には親日国なのですが、危険なエリア等もあるため、なるべく手荷物を少なく、汚い服装で出発することにしました。

 

低予算旅行でも保険には入りました

私は旅行費用をクレジットローンで払い、15万円ほど借りました。時間だけはたっぷりあったので、この費用のみでアメリカとメキシコに約3週間滞在する予定でした。

低予算での旅行でも、万が一のことがあるので旅行保険には入りましたが、宿泊先などは現地で決める予定だったので、初めての海外旅行である私は、ドキドキ感がしばらく続きました。

 

メキシコシティまでの道のりと思い出

成田を出発し、ロスアンゼルスに着くと、まずは安宿で1泊しましたが、大便をするトイレにドアがないところで、安宿とはいえアメリカにもこんなホテルがあるんだと不思議に思ってしまいました。

翌日、ロスを走る落書きでいっぱいのバスに乗り、サンディエゴからティファナまでは電車で向かいました。

国境の街ティファナは、密入国者も多く、ドルとペソが看板やポスターなどに併記されていて、雰囲気も独特な感じがしました。このティファナをバスで抜け、私と友人はメキシコへ陸路で入国しました。

あとはロスモチスという街まで長時間バスに乗り、そこで1泊した次の日、チワワまでチワワ太平洋鉄道で向かいました。途中、グランドキャニオンの7倍もの大きさがあると言われるコッパーキャニオンをみた時は、自然の偉大さに感動してしまいました。

メキシコシティへはその翌日夜に着いたのですが、ティオティワカンと呼ばれるピラミッドは荘厳な雰囲気で楽しめ、ルチャリブレと呼ばれるプロレス観戦には周りの観客といっしょに盛り上がり貴重な体験ができました。

 

メキシコは時間がかかるため、そうそう行けないのですが、また機会があったら行ってみたいと思っています。